1日の流れ、働き方、収入の考え方を整理します。
✨ この記事でわかること
- サロンで働くアイリストの1日の流れ(一例)
- 働き方の選択肢と、それぞれの特徴
- 収入について、今わかっていることと、わかっていないこと
- この仕事ならではのやりがい
✨「美容が好き」からはじまる、未来の選択肢
「アイリストって実際どんな毎日を過ごしてるの?」「収入はどのくらい?」「やりがいってどこにあるの?」
「なんとなく良さそう」から一歩進んで、働く毎日を具体的にイメージするための記事です。サロンや働き方によって違うところも多いので、「たとえばこんな感じ」として読んでみてください。
💡 アイリストの1日(一例)
アイビューティーサロン(まつ毛や眉を専門にするお店)で働くアイリストの1日を、一例として並べてみました。営業時間や予約の入り方はお店によって違うので、ひとつのモデルケースとして見てください。
| 時間 | 内容 | ポイント |
| 9:00 | 出勤・準備 | 施術スペースや器具の消毒、使う商材の準備、その日の予約の確認 |
| 9:30 | 午前の施術 | まつ毛エクステンションやまつ毛パーマなどを担当。施術の前に、カウンセリングでデザインを決めます |
| 12:30 | 昼休憩 | 予約の入り方によって、休憩の時間は日ごとに変わることもあります |
| 13:30 | 午後の施術 | 施術のあとは、長持ちさせるためのお手入れの方法を伝え、次に来てもらう時期を相談します |
| 17:30 | 片付け・事務 | 器具の消毒、カルテ(お客様の記録)の記入、お店のSNSの更新など |
| 18:00〜 | 営業後 | 新人のうちは、営業のあとに技術の練習をする時間をとるお店もあります |
まつ毛の施術では、横になったお客様の頭のほうに座り、目元に向かって細かい作業を続けるのが一般的です。同じ姿勢で集中する時間が長いので、首や肩、目の疲れをためないように、自分の体をいたわることも大切です。
🌿 働き方の選択肢
アイリストの働き方には、たとえばこんな選択肢があります。
- サロンで働く:アイビューティーサロンや美容室に勤めて、先輩から技術を学びながら経験を積みます。最初の一歩として、いちばんイメージしやすい働き方です
- ヘアと目元を両方担当する:美容室で、髪型と目元をまとめて提案します。同じ美容師免許で、両方の仕事ができます
- 独立・フリーランス:経験を積んだあと、自分のお店を開いたり、個人で活動したりする道です
フリーランスは目にすることが多い働き方ですが、美容師全体で見ると、フリーランスとして働く人は3%ほどです(総務省「就業構造基本調査」2022年)。多くの人は、まずサロンで経験を積むところから始めています。
📊 収入について、わかっていること
アイリストだけの収入を示す公的な統計は、今のところありません。参考になるのは、美容師全体の数字です。
厚生労働省の統計(2025年)では、理容・美容師の平均年収は約389万円です。これは従業員10人以上の企業で働く人の平均で、平均年齢は30歳です。小さなサロンで働く人や、フリーランス、お店のオーナーは含まれていません。
実際の収入は、お店の給与のしくみ、経験の年数、担当するお客様の数、地域などによって大きく変わります。就職先を考えるときは、求人票や説明会で、給与のしくみ(固定給か、売上に応じた歩合があるかなど)を確かめておくと安心です。
✨ この仕事ならではのやりがい
目元は、顔の印象を大きく左右するパーツです。施術が終わって鏡を見たとき、その変化をお客様自身がすぐに感じられます。
「朝のメイクが楽になった」「顔が明るく見える」。自分の技術が、目の前のお客様の表情の変化として返ってくる。その距離の近さが、この仕事の魅力のひとつです。
実際にアイリストとして働く卒業生の毎日は、『目元』で人を笑顔にする ── 卒業生アイリスト2人のリアルで紹介しています。
まとめ
- アイリストの1日は、カウンセリング、施術、お手入れの説明、器具の消毒などで組み立てられています(時間の流れはお店によって違います)
- 働き方は、サロン勤務、ヘアとの兼任、独立・フリーランスなど。多くの人は、まずサロンで経験を積みます
- アイリストだけの収入の統計はありません。就職先を選ぶときは、給与のしくみを確かめましょう
- 自分の技術が、お客様の表情の変化としてすぐに返ってくるのが、この仕事のやりがいです
出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(理容・美容師、企業規模10人以上)、総務省「令和4年就業構造基本調査」(いずれも2026年10月確認)
