✨ この記事でわかること

  • 新入生の52.3%が「自分でメイクやヘアアレンジをするのが好きだった」と答えた理由
  • 「好き」が「仕事にしたい」に変わった瞬間のリアルなエピソード
  • 「好きを仕事にして大丈夫?」という不安へのヒント

中学生のころ、友達に「ちょっと髪やってあげようか?」と言ったこと、ありませんか。

休みの日に自分でメイクを練習した。妹の髪をアレンジしたら喜ばれた。文化祭で友達にヘアセットしたら「もっとやって!」と言われた。Instagramで見たヘアアレンジを真似したら、意外とうまくできた。

そんな「小さな好き」の積み重ねが、いつのまにか「これを仕事にしたい」という気持ちに変わっていた。そんな人が、実はとても多いことがアンケートから見えてきました。

高山美容専門学校に2026年春に入学した新入生86人に「美容の仕事に興味を持ったきっかけ」を聞いたところ、「自分でメイクやヘアアレンジをするのが好きだった」が52.3%で、2番目に多い答えでした。この記事では、その「好き」がどうやって「仕事にしたい」に変わったのか、新入生たちの声を紹介します。

「自分でやるのが好き」が始まりだった――新入生たちの原体験

小さい頃からずっと好きだった

「美容が好き」という気持ちに、明確な始まりがあるとは限りません。気がついたら好きだった、という人が実はとても多いのです。

気づいたら人の髪を結んだり、編むのが楽しくて好きだった。それでリカちゃん人形で練習した。

―― 新入生アンケートより

「気づいたら」という言葉が印象的です。誰かに言われたわけでもなく、誰かに教わったわけでもない。ただ純粋に「好き」だったという原体験が、そのまま進路の出発点になっています。

自分のコンプレックスを克服して可愛くなりたくて、YouTubeなどで美容に関する動画を見始めたのがきっかけです。

―― 新入生アンケートより

コンプレックスを何とかしたい、という自分のための気持ちから、動画で美容に触れ始めた人もいます。自分のために始めたことが、進路の出発点になることもあるのです。

友達にやってあげたら喜ばれた

「自分が好き」という気持ちが、「誰かのためにやりたい」に変わる瞬間。それは多くの場合、「喜ばれた体験」がきっかけです。

高校のイベントで友達のヘアアレンジをやって楽しかったし喜んでもらえたから

―― 新入生アンケートより

いとこの髪を結んであげたらすごく喜んでくれて美容師に興味をもった

―― 新入生アンケートより

「喜んでもらえた」「喜んでくれた」という言葉に注目してください。自分が楽しいだけでなく、「誰かを喜ばせることが嬉しい」という感覚。これは、美容の仕事を続けていくうえで、とても大きな原動力になります。

SNSで「もっと知りたい」が加速した

「自分でやるのが好き」な人たちにとって、TikTokやInstagramは単なる娯楽ではありません。「もっとうまくなりたい」という気持ちを加速させる学びの場でもありました。実際、きっかけとして「TikTok・InstagramなどのSNSで見た投稿」を選んだ新入生は44.2%で、3番目に多い答えでした。

メイクやヘアアレンジをするのが好きなのとまつパの動画を見て自分もやってみたいと思った。

―― 新入生アンケートより

SNSは「プロの技術を見る場」であると同時に、「自分もやってみるきっかけ」になります。動画を見て、自分もやってみたくなる。その気持ちが、「好き」を「将来の仕事」へとつなげていきます。

「好き」と「仕事」の間にある不安

「好きなことを仕事にして大丈夫?」

もしかしたら、この記事を読んでいるあなたも、同じような不安を感じているかもしれません。「メイクが好き」「ヘアアレンジが好き」という気持ちが、そのまま「仕事」につながるのか。好きだけでやっていけるのか。

その不安は、自然なことです。でも、今年の新入生たちの声を聞いていると、ひとつのことが見えてきます。

「好き」の先にあったのは、「誰かのために」という気持ち

アンケートの自由記述を読むと、86人中23人が、「人を笑顔にしたい」「喜んでもらえた」といった、誰かのための気持ちに触れていました(編集部で分類)。「好き」の先に、「誰かのために」という気持ちを見つけた人たちです。

自分でヘアアレンジするのが好きだったり、裏方として人を笑顔にする仕事に就きたかったから

―― 新入生アンケートより

友人や家族のヘアアレンジをして喜んでる姿を見て、誰かを綺麗にする仕事にとても憧れを持ったから。

―― 新入生アンケートより

「好き」だけで仕事が成り立つわけではありません。でも、「好き」が「誰かのために」という気持ちとつながったとき、それは「仕事にしたい」という覚悟に変わります。新入生たちの言葉は、そのことを教えてくれています。

「好き」から広がる興味の世界

ヘアカットだけじゃない、「やりたいこと」の幅

「自分でやるのが好きだった」と答えた新入生45人に、「今興味がある分野」を聞いてみると、その幅の広さに驚きます。

この45人では、ヘアカット・スタイリング(73.3%)が最多ですが、まつエク・アイブロウ(68.9%)、メイクアップ(62.2%)、ヘアカラー(55.6%)、ネイル(48.9%)と続きます。SNS発信・ブランディングに興味があると答えた人も28.9%いて、新入生全体(18.6%)より多くなっていました。

「メイクが好き」で始まった人が、まつエクにも興味を持つ。「ヘアアレンジが好き」だった人が、カラー技術にも惹かれる。「好き」はひとつの場所にとどまらず、学ぶうちにどんどん広がっていくものです。それが、美容の仕事の面白さでもあります。

「好き」の背中を押したもの

家族の影響という大きな存在

「自分でやるのが好き」だった人の中には、家族の影響を受けた人も少なくありません。アンケートでは、「家族や友人の影響」をきっかけに選んだ人が27.9%いました。

父が美容師で小さい頃から見ていたから

―― 新入生アンケートより

「好き」の原点が家族の影響にある人もいます。親の働く姿を見て育ったからこそ、「好き」と「仕事」が自然につながっている。それは、とても強いことです。

オープンキャンパスで確信に変わった

「好き」という気持ちを持ったまま、「本当にこの道に進んでいいのかな」と迷っていた人もいます。そんな人たちの背中を押したのが、オープンキャンパスでした。実際、「背中を押してくれたもの」の1位は「オープンキャンパスへの参加」(36%)です。

2位は「家族や友人のすすめ」と「自分の直感」で、どちらも24.4%でした。直感を確かめるためにも、実際に足を運んで体感してみることには意味がありそうです。

まとめ:「好き」は、未来の自分へのサイン

  • 新入生の52.3%が「自分でメイクやヘアアレンジをするのが好きだった」ことがきっかけ
  • 「好き」が「誰かのために」に変わったとき、それは「仕事」への第一歩になる
  • SNSが「もっと知りたい」を加速させ、家族の影響が「好き」の原点になることも
  • オープンキャンパスで「好き」が「確信」に変わる

「メイクが好き」「ヘアアレンジが楽しい」「友達にやったら喜ばれた」。そんな「小さな好き」の積み重ねが、あなたの中にもあるなら、それは未来の自分からのサインかもしれません。

「好き」を仕事にするために、最初から全部見えている必要はありません。まずは「好き」という気持ちを大事にして、一歩踏み出してみてください。

「好き」を確かめにいこう

「ちょっと見てみたい」と思ったら、まずは気軽に。

 

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