✨ この記事でわかること

  • 新入生の27.9%が「家族や友人の影響」を美容に興味を持ったきっかけに挙げたこと
  • 家族の仕事がきっかけになった新入生たちの声
  • 「子どもが美容の道を選んだ」ことへの保護者の方へのメッセージ

小さい頃、お父さんやお母さんの仕事場に行ったことはありますか。

シャンプーの匂いがする店内。お客さまと楽しそうに話す親の姿。「ありがとう」と言って帰っていくお客さまの笑顔。そんな風景が、当たり前の日常だった人たちがいます。

高山美容専門学校に2026年春に入学した新入生86人にアンケートを取ったところ、美容の仕事に興味を持ったきっかけとして「家族や友人の影響」を選んだ人は27.9%でした。

この数字は、「TikTok・InstagramなどのSNSで見た投稿」(44.2%)に次いで4番目です。自由記述には、父、母、祖母、祖父母やおじ、いとこ、幼なじみの家など、身近な人の仕事がきっかけになったという声が並びました。

この記事では、「家族の背中を見て美容の道を選んだ」新入生たちの声を紹介します。そして、もしあなたが保護者の方なら、「お子さんが美容の道を選んだ」ことの意味を、一緒に考えてみたいと思います。

親の働く姿を見て育った――「当たり前」が夢になった瞬間

お客さまの笑顔が、原風景だった

家族が美容の仕事をしている人にとって、「美容室」や「サロン」は特別な場所ではありません。子どもの頃から馴染みのある、日常の一部です。

父と祖母が美容室を経営していて、小さい頃からお客さんを笑顔にしている姿を見て美容師になりたいと思いました。

―― 新入生アンケートより

「お客さんを笑顔にしている姿」という風景。それは、美容の仕事の本質を最もシンプルに表しています。その風景を日常的に見てきたからこそ、「美容の仕事=人を笑顔にする仕事」という実感が、理屈ではなく体験として刻まれているのです。

お母さんが美容師をやっていて、小さい頃からお母さんの働く姿に憧れて目指すようになりました。

―― 新入生アンケートより

「お母さんの働く姿に憧れて」。この言葉には、仕事への尊敬と、親への愛情が同時に込められています。美容の技術を間近で見てきたからこそ、その仕事の価値を肌で感じている。それは、どんなキャリアガイドよりも説得力のある「進路選択の理由」です。

短い言葉の中にも、家族の姿がありました

自由記述には、ひとことだけの回答もあります。それでも、そこには家族の仕事が見えています。

  • 「父が美容師で小さい頃から見ていたから」
  • 「母がネイリストでネイルをやってもらうようになってから」
  • 「祖母が元美容師で憧れを持った。」
  • 「祖父母、おじが理容師として働く姿を小さい頃から見ていた。」
  • 「両親が理容師と美容師で近い環境だったから」

美容師だけでなく、ネイリストや理容師など、家族の仕事はさまざまです。身近な人の働く姿が、美容の仕事を「自分にもできるかもしれない」ものに変えているのかもしれません。

家族がきっかけ、でも「選んだ理由」は自分のもの

「親と同じ仕事」ではなく「自分がやりたい仕事」

ここで大事なことがあります。「家族や友人の影響」を選んだ24人のうち17人は、「美容室やサロンでの体験」や「自分でメイクやヘアアレンジをするのが好きだった」も、あわせてきっかけに選んでいました。家族の影響と、自分自身の体験や「好き」が、重なり合っているのです。

家族にヘアアレンジやカラーなどをして喜んでもらえたのがとても嬉しくて、美容関係の仕事で色んな人を喜ばせたいと思ったから。

―― 新入生アンケートより

家族が最初の「お客さん」になったという人もいます。喜んでもらえた経験が、「色んな人を喜ばせたい」という自分の目標に変わっていく。きっかけは家族でも、選んだのは自分自身です。

保護者の方へ――「美容の道を選んだ」お子さんの気持ち

お子さんは、あなたの背中を見ています

もしあなたが美容の仕事をしていて、お子さんが「自分も美容の道に進みたい」と言ったなら、それはあなたの仕事への姿勢が、言葉以上のメッセージになっていたということです。

アンケートの自由記述には、「お客さんを笑顔にしている姿を見て」「お母さんの働く姿に憧れて」「理容師として働く姿を小さい頃から見ていた」といった言葉がありました。お子さんは、あなたが思っている以上に、あなたの仕事を見ています。そして、その姿に影響を受けています。

美容の仕事をしていない保護者の方へ

「うちは美容と関係ない家庭なのに、子どもが美容師になりたいと言い出した」そんな保護者の方もいるかもしれません。

今回のアンケートでは、美容に興味を持ったきっかけの1位は「美容室・サロンでの体験」(55.8%)、2位は「自分でメイクやヘアアレンジをするのが好きだった」(52.3%)でした。家族の影響がなくても、お子さん自身の体験や「好き」の積み重ねが、進路選択の土台になっています。

大切なのは、お子さんが「なぜ美容の道を選びたいのか」に耳を傾けることです。その理由の中に、お子さんなりの真剣な想いがきっとあります。

「入学の決め手」から見える保護者の役割

入学の決め手を聞いたところ、「家族や友人のすすめ」が24.4%で、「自分の直感」と並んで2位でした。友人も含んだ数字ですが、身近な人の後押しが、進路を決める場面で大きな支えになっていることがわかります。

「やりたいならやってみなさい」。その一言は、お子さんにとって大きな支えになるはずです。

あなたの家族も、きっかけのひとつかもしれない

この記事を読んでいるあなたが高校生なら、こんなことを考えてみてください。

  • 家族の誰かが美容の仕事をしていて、その姿に憧れたことがある
  • 親や姉に髪を切ってもらったり、ネイルをしてもらった経験がある
  • 家に美容の道具や雑誌があって、自然と美容に触れて育った
  • 家族に「美容の仕事がしたい」と相談したら、背中を押してくれた

そのどれかに当てはまるなら、あなたの中にはすでに「美容の種」が蒔かれているのかもしれません。

もちろん、家族の影響がなくてもまったく問題ありません。大事なのは、「自分がやりたい」という気持ちです。ただ、家族の存在がきっかけになったのなら、それはとても素敵なことです。

まとめ:家族の背中が、未来への道しるべになる

  • 新入生の27.9%が「家族や友人の影響」を美容に興味を持ったきっかけに挙げた
  • 家族の働く姿――たとえば「お客さんを笑顔にしている姿」が、美容の仕事の価値を教えてくれた
  • きっかけは家族でも、選んだのは自分自身。家族の影響と自分の意志は両立する
  • 身近な人の後押しは、進路を決める場面で大きな支えになる
  • 家族が美容の仕事をしていなくても、お子さんの「やりたい」という気持ちに耳を傾けてほしい

家族の背中を見て育った人も、自分自身の「好き」から始まった人も、美容の道を選ぶ理由はそれぞれです。でも、どんな理由であっても、「この仕事がしたい」という気持ちの先には、誰かを笑顔にする未来が待っています。

お子さんと一緒に、見に来てみませんか

オープンキャンパスは保護者同伴も大歓迎です。お子さんの「やりたい」を、一緒に確かめに来てください。

 

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