✨ この記事でわかること
- アイリスト(目元の美容を専門にする仕事)が、美容師免許とどうつながっているか
- 高山美容専門学校を出てアイリストになった先輩2人の、ありのままの毎日
- デビューまでの流れと、正直「大変だったこと」も含めたリアル
✨ まつ毛も、眉も。「目元」だけで人を変えられる仕事
「美容に興味はあるけど、髪を切るのはちょっと自信がないかも…」。
そう感じている人に、ぜひ知ってほしい仕事があります。アイリスト――まつ毛や眉を専門にする、目元の美容のプロです。
目元は、顔の印象を大きく左右するパーツ。だからこそ、施術が終わって鏡を見た瞬間に、お客様の表情がパッと変わる。その変化が、すぐ目の前で見られる仕事です。
今回は、高山美容専門学校を卒業して、いまアイリストとして働く2人の先輩に話を聞きました。〔アイリストの1日の流れは a-4、キャリアの広がりは a-1 でも紹介しています〕
📌 この記事の声や数字は、アンケートに答えてくれた先輩のものです。「アイリスト全体の傾向」ではなく、「答えてくれた先輩のリアル」として読んでみてください。
💡 そもそもアイリストって? ── 美容師免許が必要な仕事です
まず、大事なポイントをひとつ。
まつエクやアイブロウ(眉のスタイリング)は、美容師免許を持っている人にしか施術が認められていません(美容師法)。
「アイリスト」と聞くと、ヘアの美容師とは別の資格が必要なのかな?と思うかもしれません。でも実は、美容師免許が、そのまま目元の専門職への入口になるんです。
つまり、美容学校で美容師免許を取ることは、「ヘアを切る道」だけでなく「目元を専門にする道」にもつながっている、ということ。選択肢は、思っているより広いんです。
🌿 先輩①:石見桃々華さん(Cherilu 大泉学園店)
石見さんが手がけるのは、マツエク・まつげパーマ・アイブロウ。メンズのお客様も担当しています。
30分前に出勤して予約を見て、メニューに合わせた道具の準備やカルテのチェックをして、入客(カウンセリングからアフターケアまで)して、掃除して退勤です。
お店は地元のお客様が多く、ほとんどがリピーター。でも、最近は変化も。
「1月くらいから、同じくらいの数の新規のお客様が増えました。主婦層の方が多いと思います」。
そんな石見さんが、いちばん嬉しかったことは――
ホットペッパーの口コミで、以前はまだ顔を覚えていただけておらず「不明」として口コミをいただくことがほとんどでした。最近は顔を覚えてくださるお客様も増え、名指しで口コミをいただけることが増えたので、それがとっても嬉しいです。
「あなたにお願いしたい」と、名前で選ばれるようになっていく。その手応えが、言葉から伝わってきます。
🌿 先輩②:飯田梨奈さん(POOL EYE 原宿)
飯田さんは、まつげパーマ・マツエク・アイブロウを担当。お客様は10代後半〜20代と、比較的若い年代が多いそうです。
この道を選んだのには、自分自身の体験がありました。
高校2年生くらいのとき、実際にまつ毛パーマやエクステをして、コンプレックスだった目元の印象が変わった感動を経験しました。「私も誰かにこの感動を届けたい」と思ったことがきっかけです。
いま、その「届けたい」を、毎日かなえています。
鏡をお見せした瞬間に喜んでくださる表情を見ることはもちろん、「今までで一番良かった」とお言葉をいただけたり、ご指名でリピートしてくださったりすることが、この仕事をしていて何より嬉しい瞬間です。毎月ご来店いただく中で、お客様と楽しくお話ししながら信頼関係を築けることにも、大きなやりがいを感じています。
自分が受けた感動を、今度は自分が届ける側に。アイリストという仕事の魅力が、よく表れています。
📸 ヘアやメイクと「一緒に」やる道もある
アイリスト専門で進む人もいれば、ヘアやメイクと一緒に、まつげ・眉も手がける先輩もいます。
ヘアセット、メイク、まつげ、眉毛、着付けなど、トータルビューティーにお仕事をしています。
美容師免許があれば、ヘアからまつげ・眉まで、ひとりで担えます。「目元だけ」を極めるのも、「全身まるごと」整えるのも、どちらもあなたの選択次第です。
💡 デビューまでの流れと、正直に「大変だったこと」
アイリストも、いきなり一人前になるわけではありません。
飯田さんの場合は、こんな流れでした。
最初にモデルをたくさん呼んで、1メニューごとにデビューして、1年後ぐらいに完全デビューしました。
石見さんは、美容師のアシスタントを経てアイリストの道へ。
1年、美容師アシスタントをして、その後1ヶ月仕事を探して、アイリストの仕事につきました。
もちろん、大変なこともあります。2人とも、そこは正直に話してくれました。
最初のモデル期間は、集客も、施術する時間のパツパツさも含めて、ものすごく大変でした。
本当に色んな性格のお客様と関わって、希望を理解して、なんとしてでも時間内に終わらせる。自分のペースをつかむまで、慣れるまでが大変でした。でも、毎日楽しいです!喜んでいる姿を目の前で見られると嬉しいし、やり甲斐を感じます!
「大変だった」の先に、ちゃんと「毎日楽しい」がある。これが、先輩たちのリアルな言葉です。
ちなみに2人が口をそろえたのは、学校で身についた「礼儀やあいさつ」が現場で活きている、ということ。石見さんは「タカビの学生は、素直さがすごい強みだと思います」とも話してくれました。
✨ まとめ ── 「目元」という、もうひとつの入口
最後に、今日のポイントを振り返ります。
- アイリストは、美容師免許で進める「目元の専門職」。まつエク・アイブロウは免許を持つ人だけの仕事です
- 先輩たちのやりがいは、「鏡を見た瞬間の、お客様の笑顔」。自分の感動を、誰かに届ける仕事です
- デビューまでにはモデル期間など大変な時期もあるけれど、その先に「毎日楽しい」がありました
「ヘアを切る」だけが、美容の仕事じゃありません。「目元」という入口から、人を笑顔にする道もある。
あなたの「好き」が、どの入口につながっているか。まずは知ることから、はじめてみませんか。🌿
✨ もし、もう少し先輩たちの世界をのぞいてみたくなったら
